2009年7月23日

20090723.jpg ●●JAZZ〜ORIGINAL NIGHT●●


     music charge \2,000
     *オーダー&テーブルチャージ(@500)別
     open 18:30
     start 19:30

【ライブ・レポート】

 今夜はAORなヴォーカリストとゴリゴリのハードバップ。まったく異質な音楽の組み合わせです。共通項はどちらも“カッコイイ” 音楽の楽しみ方がまた一つ大きく広がりました。

■山本匡兼
 最初に登場したのはシンガーソングライターの「やまもとまさかね」さんです。出自はもちろんロックだけれど、バンドのフロントという立ち位置ではもう収まり切らなくなってきた。そんな印象のヴォーカリストです。透明度の高い通りのよい声で、空に向かい顔をくしゃくしゃにして叫ぶように歌う。その歌唱スタイルからは大きな可能性を感じさせます。シンガーとしての評価が高いのも納得ですが、彼の作る楽曲がまた独特の世界を描き出していました。童謡のようにシンプルな歌詞、唱歌を連想させるセピア色のメロディー。そこヘビメタのようなハイトーンのシャウトを挟んでくるところに、唯一無二の音楽世界があったと思います。

∬今夜の演奏曲目
大空と大地の中で

このまま君だけをうばいさりたい
Honesty
Change the world
Don't know why
Make merry girl
沈み行く月夜
We're all alone
¶ アンコール
沈み行く月夜

■Sun Ship
 「さんしっぷ」はもう100回近い出演回数を重ねています。でもいつ聞いても新鮮で、ほんとうに感動的です。4人のメンバー全員が体ごと、いや魂ごとぶつけてくるそのステージにいつもやられてしまいます。音楽のスタイルで言えばごりごりのハードバップ。でもそのメロディーには我々の涙腺を刺激せずにはおかない、美しく優しいものがひそんでいるんですよねぇ。こんな表現の仕方だと知らない人はケニーGみたいなソフトフュージョンを連想するかもしれませんが、全然違うんです。もうめちゃくちゃ乱暴。ピアノは暴風雨みたいなグリッサンドを連発するし、サックスはピーとかキーとかフラジオだらけ。ウッドベースなのにじゃんじゃんコード弾きするし、ドラムソロなのに呪文のように同じリズムを刻みます。そんな演奏スタイルなのにどのメロディーも美しい。この辺に秘密があるんでしょうかねぇ・・・

∬今夜の演奏曲目
He came from the North
Tomorrow
Go ahead
Go back to my country
今夜のレポートは たかはし がお届けしました。 
*bestplay recorded by Ike Ueno
*photo by SAORI


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■山本まさかね

MASA(山本匡兼) Vocal
ピアノマン八倉  Piano
かけじゅう Guitar

北海道出身。元DEARSのボーカリスト。
ハイトーンボイスによるエモーショナルなロックから軽快なポップな曲まで縦横無尽にボーカルをこなしてきた
MASA(山本匡兼)のソロ活動再開ライヴ。
今回アンプラグドで、ギターとピアノをバックにアコースティックなライブを展開。
また初心に帰りスタンダードやフォークにも挑戦します。


■Sun 重 Drums
Ship
村上俊二 Piano、Trumpet
並木 宗 Sax, Flute
川崎 聡 Bass
北村和
他のグループとはかなり違う、和の佇まいを持つジャズ。
限りなく優しいメロディを紡ぎ出すピアノ、弓を多用す
るしっとりとしたベース、静〜動への変化に目をみはる
サックス、メロディーの起伏にぴったりと寄せていくドラム。
何よりも楽曲がいい!もうすでに自分達の音がある。


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